「4パーミル・イニシアチブ」特別授業

2021年1月18日(月)に生物資源系列の果樹Ⅰの授業で、「4パーミル・イニシアチブ」の特別授業がおこなわれました。
講師は山梨県農政部長の坂内啓二さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パーミルとは「1000分の1」という意味の単位です。
地球上の土壌中の炭素量を毎年4パーミルずつ増やすことが出来れば、大気中のCO2量の増加を抑えられるという考え。
4パーミル・イニシアチブは、これによって地球温暖化の進行を止めるという世界的な取り組みです。
県では、果樹園で発生する剪定枝を炭に変えて畑の土に撒いていくことで、この4パーミルの炭素貯留を実践し、地球温暖化防止に貢献していくそうです。

 

講義の後は、屋外で実際に無煙炭化器でブドウの枝を炭に変える方法を学びました。
火を囲んでいると自然に温かい気持ちになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「焚火って観光資源にもなりますよね。」
坂内さんとお話しすること15分足らず、良く乾いたブドウの枝からはほとんど煙が出ず、あっという間にきれいな炭になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グレタ・トゥンベリさんの行動を知って山梨県でも何かできることはないかと考えたと話してくださった坂内さん。
若者たちの行動が世界を変えていく、と生徒たちに熱く語ってくださいました。