校長あいさつ

ようこそ北の杜へ ここは夢が育つ場所

 

北杜高校ホームページをご覧いただきありがとうございます。

 

本校は、大正5年4月に北巨摩郡立農学校として開校以来、時代の要請による変遷を経て、峡北高校、峡北農業高校、須玉商業高校を統廃合し、平成13年4月に北杜高校となり今年で24年目、創立109年目を迎えます。

 

本校の校名である「北杜」には、長い歴史と伝統を持った自然豊かな峡北の地に、大いなる希望と強い意志を抱いた若者が集い、互いに切磋琢磨し、文武において活発な学びの杜を築き、「北の杜」から世界にはばたいてほしいという願いが込められています。

 

雄大な八ヶ岳と甲斐駒ヶ岳を仰ぎ、豊かな緑に囲まれた広い敷地、光と木の香りあふれる校舎、樹齢100年を超すシンボルツリーのプラタナス、設備の整った温室と農場、馬術場、3つのグランド、「希望の丘」の鐘などこの恵まれた学習環境の中、理数コースを含む普通科と、「生物資源」「環境工学」「総合情報ビジネス」「福祉ライフデザイン」の4系列を持つ総合学科で多様な学びができることが本校の魅力です。

 

その多様な学びの一部を紹介します。

一つは、北杜市が誇る清らかな水、日本一の日照時間、豊かな土壌の地など北杜市で生まれる安全安心な農畜産物を使用した「食と農」を生かした地域ブランドの確立を目指し、商品を開発・販売するため、平成30年度から北杜市と包括連携協定を締結し、

「食杜北杜」に取り組んでいます。

 

 一つは、持続可能な発展につながる社会の在り方や「働くこと」の意義及び未来の社会に向けて自らが果たすべき役割について考え、主体的にキャリアを形成していく力を身に付けさせるため、台湾での販売実習や企業見学など海外市場との交流を行っています。

 

令和6年度につきましても、生徒の様々なニーズに応えられるよう、教職員一丸となって諸課題に対し改善を図り、本校が「夢を育て、夢をかなえる場所」となるべく、引き続き尽力して参ります。

 

本年度の学校運営に対しましても、尚一層のご理解、ご協力とご指導を賜りますようお願い申し上げ、校長の挨拶といたします。

 

山梨県立北杜高等学校 校長 山田 芳樹