今年も果物の収穫が終わりました【4 per 1000 initiative】

今年の11月は例年よりも気温が高く推移して果樹園も木々もなかなか葉を落としませんでしたが、12月に入ってようやく冬らしくなりました。

ブドウの幹も稲わらで巻き、冬支度が済んだところです。

 

振り返りますと今年は春からカメムシ類が非常に多く、モモ、ナシ、カキなどは特に大きな被害が出ました。

カメムシに果汁を吸われて、ナシなどはジャガイモのようにごつごつしたものばかり。

また、野生鳥獣による農作物への被害も著しく、防除や駆除の努力をしていても毎年10万円程度の被害が出ます。

 

そのような中でも生徒たちは売り上げを減らさないようにと様々な工夫をしていました。

例えば、アニメツーリズムに力を入れていらっしゃる地元のスーパーさんと提携して旬の果物を販売したり。

コンポートの保存容器を瓶から真空フィルムに変えてコストを削減してみたり。

虫食いのリンゴをりんご飴に加工して売ってみたりなど。

うまくいかなかったものもありますが、アイディアをたくさん出して試行錯誤していくことは高い学習効果があります。

おかげさまで今年も何とか黒字を達成することができました。

農産物購入へのご協力ありがとうございました。

 

冬は剪定や学習のまとめをおこなっていきます。

剪定した枝は脱炭素のための4パーミルイニシアチブとして炭にしていきます。

今年度の学びももう一息のところまで来ています。