2025年3月3日カテゴリー:

2月26日(水) 化学基礎の中和滴定実験(2年普通科)

酸と塩基の学習で、中和滴定実験を行いました。

 

普段家庭で使っている食酢には、どのくらいの酢酸が入っているのか?を実験によって導き出そうというものです。

食酢(酸)を10倍に薄め、フェノールフタレイン溶液を入れます。

そこへ濃度の分かっている水酸化ナトリウム水溶液(塩基)を滴下します。

はじめは透明ですが、一滴垂らすごとにピンク色になり、振るとまた透明になります。

その様子に生徒たちは興味を持っていた様子でした。

酸と塩基がちょうど同じ量になった点((薄いピンク色)で終わり、残った塩基の量を読み取ります。

その点が難しかったようでした。

 

1人1回ずつ実験操作を行い、班の平均を出した値から物質量と質量を計算しました。

食酢の食品成分表に近い値が算出されました。

 

座学での学びと実験が結びつくことで、より深い学びをしていきたいです。