７月７日（木）、総合学科 生物資源系列の「果樹Ⅱ」の授業では４パーミル・イニシアチブの特別授業を行いました。「果樹Ⅱ」では年間を通して７名の三年生が果樹の栽培を学びながら４パーミル・イニシアチブという大気中のCO₂を減らすための取り組みを続けています。この日の特別授業では、山梨県農政部農業技術課から長坂克彦さんと國友義博さんを講師としてお招きして、地球温暖化と農業分野での４パーミル・イニシアチブについて、山梨県の認証制度に触れながら講義と実習で紹介していただきました。また、北杜市在住の児童文学作家の浜田尚子さんにも取材を兼ねてご参加いただきました。実習では剪定枝を炭に変える専用器具「無煙炭化器」を使って炭を作り、ブドウ園に散布しました。こうすることによって植物が光合成によって大気中から回収したCO₂が土壌の炭素になります。

　今後も４パーミル・イニシアチブの取り組みを継続して、持続可能な社会づくりについて学習していきたいと思います。