果樹園の草を調査しました【4 per 1000 initiative】

4月27日(木)の果樹Ⅱの授業で果樹園の草生栽培について調査しました。「草生栽培」とは、果樹園に野草を生えさせておく栽培方法です。私達の4パーミルイニシアチブでは、この草を定期的に刈り取ってそのまま地表面に残しておきます。(実際には2週間に1度程度、写真のような乗用モアという機械で刈り取ります)この刈り草はやがて土壌動物や微生物によってほとんど分解されますが、一部の難分解性の有機物が土壌に残ると考えられています。今回の調査では1㎡の地表面に生えている草の重さと主な種類を果樹園内の3か所で調べました。草の量には場所によってばらつきがあり、1㎡あたり1~3㎏くらい。主な草の種類は、セイヨウタンポポ、シロツメクサ、ギシギシ、ハルジオン、ナズナ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、イネ科草本などでした。