土壌試料づくりと硬度測定【4 per 1000 initiative】

総合学科生物資源系列の3年果樹の実習では果樹園の土壌分析を進めています。

10月は採取した土壌を乾かして試料を作りました。野外から採取したばかりの土壌は水分を多く含んでいるため微生物が活発に活動して土壌の性質が変化していきます。土壌の化学的な性質を調べるためには性質が変化する前に十分に乾燥させて、ふるいを通して保管し、後日炭素の測定に使用します。

この作業と並行して土壌の硬さも調べました。土壌の硬さは写真のような硬度計を使って測定します。土壌の硬さは植物の生育と密接な関係があります。果樹園と野菜畑で土の硬さに違いがあるのか?土の深さによって硬さがどう変化するのか?生徒の興味が深まったようです。