2023年12月21日カテゴリー:

ブドウの接木苗の植え付け実習(特別授業)

総合学科生物資源系列の果樹Ⅱの授業では、12月11日(月)に本校OBの須田上司さん(須田葡萄苗圃)からブドウの接木苗を受領しました。

 

 

須田さんの特別授業はこれで3回目です。

1回目は生徒がまだ2年生だった今年の2月13日で、特殊な機械を用いてピオーネの接木をおこないました。

その後、接いだ100本の苗を須田さんが自社に持ち帰り、圃場で育苗してくださいました。

8月31日の2回目の特別授業では、須田さんの圃場を訪問して苗木の手入れ実習をおこないました。

苗木の栽培には専門的な技術が必要ですが、須田さんのご協力のおかげで生徒が接いだ苗のうち18本が無事に育ちました。

観察してみると、二種類のブドウの枝をつなぎ合わせた部分は綺麗に癒合して一本のブドウの枝になっていました。

 

 

この日の実習では須田さんの指導のもと、受領したピオーネの苗木を鉢に植えました。

自分たちで接いだ苗木は、卒業後も自宅に持ち帰って栽培する予定です。

生徒は須田さんの3回にわたる貴重な特別授業がとても楽しかったようです。